照る日もあれば曇る日もある

私をたずねて三千里

あたりまえとは

3月頭から全国の小中高が臨時休校になり、

4月7日に緊急事態宣言が発令され、

不要不急の外出は自粛する日々が続いている。

そんな中で「あたりまえ」という言葉が

なんとなく耳に残った。

 

「あたりまえ」ってなんだろう。

いやいや、意味はちゃんと理解しているつもりだ。

誰が考えてもそうあるべきだと思うこと、

というのも分かっている( 一応、調べた)。

 

今回のコロナウイルスの影響で

「あたりまえ」が「あたりまえ」でなくなった今、

「あたりまえ(=以前の生活)」を握る人と

「あたりまえ」はない、と手離す人と

分かれるのかなぁ、なんて思ってます。

 

誰ひとり同じ人間はいないのに、

みんな考え方は違うのに、

「誰が考えてもそうあるべきだと思う」

なんて事、今後成立するのだろうか?

と首を傾げてしまう。

 

平家物語の冒頭の一文である

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」

諸行無常=この世のすべては絶えず変化していくもの。

 

「あたりまえ」って「あたりまえ」なのかなぁ。