髪の色
運転をしていて赤信号で止まる瞬間、
斜め前に何か赤っぽい物が見えた。
ん?
チラッと見て、ビックリして二度見してしまった。
赤いというか、赤黒い髪の毛のおじさんが自転車を漕いでいたのだ。
本当にボルドーワインというか、小豆というか...
さらに、そのおじさんの髪型が少し伸びたパンチパーマなのだ。
ご年配の方で明るい紫色の髪色の方はたまに見かける。
日本人は、白髪が少し黄味がかった白になるので、
反対色の紫(正確には青紫らしい)で染め、黄味をカバーして艶が出た様にみせる、と美容師さんに聞いた事がある。
でも、その方の髪色はそんな理由ではないであろう色。
信号が青になるまで見入ってしまった。
釘づけ。
そして、じっと見ていた私は気付いた。
実は、その人は女性だった(本当にごめんなさい)。
私は、もし髪を染めるなら紫色や金色じゃなく、ピンクに染めたいと実はかなり昔から思っている。
綿あめのようなピンク。
おばあちゃんになったら、ピンクにするかも。
うふふ。