サンタさん
私は近所の子どもに習字を教えている。
何年か続けてるのだけど、今年初めて
サンタクロースのヒゲと帽子をつけて指導に臨んでみた。
「うわー」「すごーい」
期待してたんだよな、やっぱり。
ところが、現実は...
「ヒゲ、キモっ」
おいおいおい...
でも、なんかちょっと嬉しい。
キモいか。そうか。ふふふ。
ただ、幼稚園児が
「サンタさんだったの?25日になったら本物になるの?」
と、聞いてきた。
確かに半人半獣ならぬ、
「半サンタ半一般人」である。
ものすごい困惑した顔だったので、
「違うよ。本物じゃないよ。真似しただけだよ」
といったら安心してた。
ごめんね。
とてもきちんとした先生を続けていたので、今回の事はチャレンジだったし、かなり奇抜な行動をしたつもりだったけど、子ども達は何事もなかったようにお稽古をしていた。
子どもって柔軟。
ただ、ヒゲと帽子が取り合いになったのはいうまでもない。笑