照る日もあれば曇る日もある

私をたずねて三千里

お墓参り

現在、私は2人の書家の先生に師事している。

しかし、その前に他の先生に師事していた。

 

子どもの頃に転校が多かった私は、

ある小学校で習字を習う前に他の小学校へ転校、

転校先では習字で既に漢字を書いていた。

 

私は子どもの時に習字の基礎を習えなかった。

なので、小・中学生の時は習字が苦手どころか、

大っ嫌いだった。

 

大人になってあるキッカケで書道教室に通い始め、

書道を仕事にしたいと思わせてくれたのが、

最初に師事した先生だった。

 

おじいちゃん先生だったのだが、本当に天真爛漫で

人間としての魅力を持った先生だった。

初めて先生の作品を観た時は、

全身を雷に打たれた様な衝撃があった。

 

その先生が亡くなられたのが、

2009年5月1日だった。

 

あれから10年。

私は変わらず、いや前にも増して

書道が楽しくて仕方がない。

 

先生、見ていてくれてるかなぁ。