守破離
毎年2月半ばから9月半ば位まで、
書道展に出品する為の作品を書いている。
今までは当たり前に
疑問も持たず
ただ、ひたすら書いてきた。
私は書道を大人になってから始めたので、
まだ書道歴は10数年。
今、初めて取り組み方がわからなくなってしまっている。
ヨガのしほ先生のお話に
「守破離」という言葉が出てくることがある。
実は、今まであまりピンときてなかった。
意味がわからないのではない。
私には「守」しか出来ないと思っていた。
「破」「離」という字に抵抗があったのだ。
師を裏切るような気がしていたのかもしれない。
でも、気づいたのだ。
いろいろ行動をしてきたから
今までの書き方に疑問が生まれ、
いろいろ行動をしてきたから
師を裏切るのではないという事に。
師から教わった事を大切に、
そして、それを自分の為に活かすのだ。
私に合うところを取り入れ、表現していくのだ。
師への尊敬は忘れずに...
私なりの解釈ではあるが、
目からウロコ...だった。
もう一度、書き込んで
自分の書が書けるようにしたい。