照る日もあれば曇る日もある

私をたずねて三千里

痛み

右手首が痛い。

現在、2つの書道展へ出品する作品を書いている。

春先と同じく腱鞘炎か?

 

抑圧している感情が痛みとして出たのかも。

まだ、上手く書こうとしている?

評価されようと思っている?

これは、ちょっと違うような気がする。

自分自身が楽しんで書いているし、

公募展だから、多少なりとも評価されようと

意識的に思っているから。

普段に比べ、変に力んでいるのは否めないが、

故障させるほど書く量が増えたとも思えない。

 

「逃げたいのか、私」ふと、思う。

頑張って書いているのに、このまま変われない、

もがいているのに答えが見えない今の状況が怖くて

逃げたいのかも。

そんな事、考えたこともなかった。

でも、それは有意識下でのこと。

じゃあ、無意識では?

 

そういえば、師に

「今の5倍は書き込まないと」

と、言われた。

約7年師事し、初めて言われた。

いや、言わせたのだな。私が。

 

手首が痛いという大義名分の元、

ここまでしか書けなかったという事は簡単。

そして、ずっと痛みを繰り返していくのか?

 

既に逃げていたのかもしれない。

でも、それではダメだ、と体にサインが出て

師に「書け」と言わせてしまった。

 

逃げたっていいのだけど、

今回は違うと思う。

結局、書くしか出来ないのだけど、

行動の仕方を変えてみる時なのだと思う。

 

怖いと思ってもいいのだよ、私。

でも、書けば何かが変わる気がするよ。