他人のフンドシ

金曜日に研究会があった。

私にとって衝撃のある内容で、聞いた後から

頭痛(好転反応と思われる)が続いている。

普段から頭痛があまり出ないタイプなので

頭痛の症状が出ると使い物にならなくなる。

さらに複数の落ち込む事があり、

土曜日は朝から絶不調。

以前なら映画を見たり、買い物に行ったり

「落ち込み」を紛らわす様な事をしていたと思う。

でも、それは自分の気持ちにフタをする事なので

思う存分、落ち込むことにする。

動けないから動かない。

ポジティブな考えに転じない。

とにかくひたすら

「落ち込むわー」

を味わう。

ずっと「落ち込む」にドップリしていると

ドップリに飽きてくる。

しっかり「落ち込む」と

いつまでもこのままでは変わらないことに気づく。

以前の私ならずっと落ち込み続けていたと思う。

どこかで辛さに酔ってる私もいたと思う。

いつの間に内観が始まっている。

なぜ、落ち込んでいるのか。

何が私を落ち込ませる原因を作るのか。

客観的に見ていく。

すると、自分がこれからやろうとしていた事が

他人のフンドシを借りて、私でござーい！

と発信しようとしていた事に気づいた。

有意識でならいいのだ。

きちんとフンドシをお借りしている状態だから。

私がしようとしたのは

目の前にあるフンドシを

これいいな、使いやすそうだから持ってっちゃおー

みたいな感じか。

それを指摘され落ち込んだ

という「落ち込み」だったとわかった。

となると、落ち込んでいる場合ではない。

私が出来ることをやるしかない。

学校や環境から

小さい頃から学んできている常識や道徳観。

右向け右の中で身につけたその考えの中で

ものを考えたり、努力することを

続けていたから、

それが自分のヒラメキだと思ってしまう。

でも、本当の自分のヒラメキは

その常識の中にはない。

自分の出来ることを失敗してもやってみて

私が出来る、出来ないを繰り返して

見つけていく物なんだと思う。