誰が主語か
作品を応募した。
しかも「書」じゃなく「絵」。
結果を待つ私の頭の中に巡るのは
「私、素人だもんな」
「色がイマイチだったかな」
「応募作品は、すごい絵ばかりだろうな」
とか、気がつくと選ばれないが前提の
言い訳ばかりだった。
しかも、それは他人が選ぶかどうかの目線。
実際、その絵を描いた時の私はどうだったのか。
すごく真剣に描いたし、
楽しかった。
心からよく描けたと思ったから応募した。
今までずっと
絵だけではなく、書も、いや全て
他人が選んでくれるのが望みになっていなかったか?
私が満足ならばいいのではないか?
自分が出来ることをどんどん積み重ね、
私が出来ていく。
他人に選ばれて出来るのが私ではない。
「私」が主語である事。
この事の大切さに
やっと気付けた気がする。