照る日もあれば曇る日もある

私をたずねて三千里

スタート

昨年12月半ばから温めていた計画がある。

 

年末年始、自分の感情を出す練習を家族にしていたが、いよいよ家族以外の人に出してみる。

でも、急に私の周りにいる人全員に出すのはハードルが高過ぎるので、一緒にヨガ哲学を学んでいるヒキザンガ塾の仲間にぶつかってみようと計画していた。

 

そして今日、ヒキザンガ塾の講義があった。

 

「今日はやるぞ!」

と、気合いを入れ過ぎて緊張していたのと、

タイミングを狙っていて、ついつい発言が多くなっていた。

 

いざ、「今だ」と思った時は、床に座っていたのに

膝がガクガクする様な、冷や汗が出そうなほど緊張していた。

 

今まで人前で発言する時は、相手が喜ぶであろう言葉を探していた。本音は違うけどそれは出さずに、何を言ったらこの人は喜ぶのか。

発言する時にもう1人の自分が現れ、

「どう言ったら喜ぶ?いい言葉を見つけて!」

と言ってくるから、発言の途中なのに、話しているのに良い言葉を探して始め、言ってる事がズレていくのがわかる。

そして、「みんなポカンとしているな」と感じていた。

本音ではないから、着地点を見失うのだ。

 

もう、それはしない。

ものすごい緊張を感じつつ本音を出す。

途中、上手く説明が出来なくてフラフラしたが、私なりに私の本音を出した。

その時、私の中には誰も出てこなかった。

頭おかしいんじゃない? と言われようが、なんと言われようが、本当にそこには「私」だけで、ただただ浮かんだ言葉をどんどん出していた。

 

本当に必死だった。

意見としてのズレはあったかもしれないが、

私の中でズレたと言う感覚はなくて、初めて「伝わった」という実感があった。

 

スタートが切れた。

手応えがあった。

あとは、ひたすら行動あるのみだ!